技術士総監部門の取得への道 ~2.「人的資源管理」の傾向をつかむ~

さて、経済性管理につづいて、今回は「人的資源管理」の傾向をつかむ作業にとりかかりたい。

※経済性管理の傾向は以下のブログにて掲載。

人的資源管理

「人的資源管理」に関しても、経済性管理同様に、過去9年間(R6~H28)の択一式の問題から傾向をつかもうと思う。

当然ながら過去問とキーワード集を照らし合わせたうえでこちらに掲載しているわけなんだけど、人的資源管理については1つの問題=1つのキーワードというわけにはいかなった。

1つの問題から、複数のキーワードが出てくることが非常に多い。経済性管理についてもそのパターンがあったんだけど、人的資源管理はその比ではない。

その分、キーワードに対して過去問の数が多くなっている。

あと、時事問題とまではいかないけど、そのとき制定・施行された法律がよく出ている印象。

それに関しては常に世の中の動向をチェックすべきだと感じた。

人の行動と組織

・組織開発 : R5、R1

・コンテント/プロセス : R2

・組織コミットメント : R4

・組織文化 : R3

・心理的安全性 : R5

・組織構造(職能別組織、事業部制組織) : R3、H29

・組織構造(マトリクス、ネットワーク、ピラミッド、ティール組織) : R4

人の行動モデル(マクレガー、マズロー、ハーズバーグ) : R6、R1、H28

・リーダーシップ : H30、H28

・サーバントリーダーシップ : R2

※労働経済白書の時事問題 : H30、H28

幅広く出題されている印象を抱いた。

ただ、どれも覚えていたら解くことができる問題ばかりなので、時間かけてでも頭に叩き込むべき。

労働関係法と労務管理

こちらに関しては、労働三法(労働基準法・労働組合法・労働関係調整法)をはじめとして、また、時代の流れとともに制定された法律を覚えておくことが求められている。

特に働き方に関する法律は、毎年改定などがあるため、常にアップグレードしていかなければならない・

・労働関係法(災害補償) : R6

労働基準法 : R5、R4、R3、H30、H28

・労働組合法(労働組合、労働委員会) : H29

・個別労働紛争解決促進法 : R5

・労働契約法 : H29

・最低賃金法 : H29

労働安全衛生法 : R5、R4、H29

・パートタイム・有期雇用労働法 : R4、H29

・高年齢雇用促進法 : R6、R2

・障碍者雇用促進法 : R2

・労働者派遣法 : R3、H29

男女雇用機会均等法 : R2、H30、H28

・男女共同参画社会基本法 : H30、H28

・女性活躍推進法 : R5

・次世代育成支援対策推進法 : H30

育児・介護休業法 : R6、R5、R3、H30、H29

・労働施策総合推進法 : H30

・テレワーク : R4

・健康経営 : R6

・メンタルヘルスケア : R2

・パワーハラスメント : R5

人材活用計画

・職能資格制度、職務等級制度 : R5、H29

・ジョブ型(職務主義)、メンバーシップ型(属人主義) : R4、H30

・職務設計 : H28

・ダイバーシティ・マネジメント : R6、R2

人材開発

人事考課管理 : R4、H30、H29、H28

・OJT、Off-JT : R2、H30、H29

・コンピテンシー : R2

・リスキリング、キャリアオーナーシップ : R6

・教育訓練技法(ブレインストーミング、ロールプレイング等) : R5、R1

・ジョブローテーション、外国人研修、技能実習制度 : R2

・労働分配率、労働生産性 : R3

まとめてみての雑感

冒頭でも書いたとおり、複数のキーワードが1つの問題に組み込まれていることが多い「人的資源管理」の択一問題。

労働に関する法律は、要点を抑えるだけでなく、全体を把握しておく必要があると感じている。

また、働く人を管理する方法、人を評価する方法に対しても学ぶ必要がある。

いまこうしていることはOff-JTであることがわかった。

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