新九頭竜橋を自分比で軽快に走って渡り、続いて福井駅を目指す。
ここまではだいたい5分/kmペース。
30㎞をジョギングペースでと思っていたのに、ランニングペースとなっていたことに驚く。
芦原温泉駅からここまで、順調に来ていると感じていたが、初めて走ることでの興奮により、少しとばし過ぎてしまっていたようだ。
走っている最中、タイムやペースを特に見なかったことも反省のひとつ。
残り半分程度残っているのに、体力をほぼ使い込んでしまった。

ちなみにこの写真は「新九頭竜橋」東側の南詰にある橋名板。
SYOアーティストの吉川壽一氏がデザインしているらしい。
この方は漫画「バガボンド」や「ジパング」のタイトルロゴ 京福バスの揮毫も手がけているようで、また次きたときはじっくり見たいと思う。


信号にひっかかりながら、やっとのことで福井駅まで到着。
2月にオープンした「福井屋台村」(JR福井駅から徒歩2分)の灯りがそそられれる。
久々に夜の福井駅を見たわけだけど、新幹線駅の効果かとても良い雰囲気に感じた。
福井駅周辺を走ってみて感じたことは以下の3つある。
・新幹線開業を前に 道路が 新しくなっていて、凹凸が少ないから走りやすい
・信号待ちが何度かあった(特に 高柳 や 開発)から信号待ちを避けたいなら別のルートがおすすめ
・福井はまだまだ田舎ではあるけど、少しずつ発展している


その後は泉橋を通ってフェニックス通りを南進。ひたすら南進。
福井駅から鯖江市に入るまでのほぼ直進は、これまでの疲れもあって心が折れた。
普段はそそられる焼き鳥の匂いを提供してくれる秋吉も、走っている最中には真逆に感じてしまう。
それにても、車道を挟んで逆側を走っているのに、秋吉のいい匂いったらない。
秋吉の近くに住んでいる人って、実は毎日つらい思いしているのかなとすら思った。
フェニックス通りを走ってみて、歩道が狭く、車の交通量も多いから若干走りづらい印象を受けた。
店が多く立ち並んでいるから 波打ち歩道も多いし 傷んでいる歩道の箇所もしばしばあった。

ベルから鯖江まで南進はひたすら続く。
鯖江市の標識が見えたときは、我ながら自分をほめたいと思った。
ベルから鯖江市までのフェニックス通りを走るのはあまりおススメできない。
歩道が狭いし車の出入りも多いし、なにより直線が続くことで心が折られる。
また、車で通過するからあまり気になっていなかったけど、鯖江市に入ってからコメダ珈琲店鯖江店まで上り坂になっていて、疲れている自分にとってこの上り坂は苦しかった。

走り続けて約4時間。ようやく北鯖江駅についた。走行距離は約32km。
かなり歩いた。特に福井駅から鯖江市にかけてはほぼほぼ歩いたといってもいい。
その間に少しは走ったが、それは歩きすぎて寒くなったから走っただけで、決して走りたかったわけではない。脚はぱんぱんになった。
頑張ったというべきか途中歩き過ぎてくやしいというべきか、ただそんなこと考える余裕もなかった。
歩きすぎたことで体も冷え冷えだったし、癒しを求め最寄りの「越しのゆ 鯖江店」へ。
ついたのが21時頃だったが、土曜とはいえすごく混んでいた。
駐車場はほぼ満車で、激混みだった。もちろん店内も大賑わい。
どの風呂も気持ちよかったけど個人的には露天風呂にあった「海草(あまも)の湯」が気に入った。
なんでも小浜市にある「濱の湯」で作られた?お湯らしいく、とても気持ちよかった。

最後に、30㎞走ったことでカロリー2,000kcal 消費したから飲食コーナーで即摂取した。
体重減らしたほうが長距離走りやすくなるんだろうけど、体内にエネルギーをチャージしていないととても走れない。
このときは越しのゆの 「とんこつラーメン(700円)」を注文した。
頑張って走ったかいあって、とてもおいしかった。とんこつが濃厚だった。
まわりはソフトクリーム食べている人が結構いたから、ソフトクリームはおすすめなのかもしれない。
今回の「嶺北縦断ジョグ」、思ったより早く走れなかったという反省はあったが、福井を少し知ることができて、充実なジョギングになった。
次には「嶺南横断ジョギング」にも挑戦したからそちらもご覧いただきたい。
ふくい桜マラソンの先駆けに嶺南 横断マラソンしたので走ったルート紹介 | family -have fun and act-
また、目標であるふくい桜マラソンも走り切り、初心者として感じたことをブログにしたのでそちらもご覧いただきたい。
ふくい桜マラソンで初フルした30代初心者レポ | family -have fun and act-