令和7年4月の福井新聞にて、福井県と滋賀県の県境区間が「トンネル事業化」したと掲載されていた。
あそこは福井県が管理する国道365号で、冬になると通行止めになっていた区間で、カーブや道路の勾配がきつい印象がある。
岐阜県境でこれまで林道だった「冠山峠道路(クラウンロード)」が令和6年度に開通したことで、いよいよ次は滋賀県境道路ということなのかな。
とりあえず百聞は一見に如かず、栃ノ木峠道路を久しく通っていなかったので、国道なのか、はたまた酷道なのか、車で走ってきた。ただ、天気はあいにくの雨だった。

国道365号を通るのは令和7年2月にスキーをするため「今庄365スキー場」に行った以来。
※初心者家族が今庄365スキー場行ってきたのでレポート | family -have fun and act-
家族で楽しめたのでぜひみなさんに紹介したい。
スキー場は春から秋の間、キャンプ場になっているみたい。温泉も併設されているから、家族キャンプしやすそう。
ただ、できたら遊具とか子どもが遊べるなにかがあるとさらにありがたいなぁ。

↑左手は敦賀へ向かう国道476号。右手は今庄365スキー場へ向かう道路。
看板が新しくなってる気がする。今庄365スキー場は一時期閉鎖したこともあったから、一層にぎわってほしい。
いよいよ「栃ノ木峠道路」の入口まできた。冬の間はゲートにて封鎖されている。
冬は通れないという意味では、レアな道路ともいえるのかな。
そもそも大雪が降るとここに来るまででもなかなか大変…それでも毎晩のように除雪してくれる業者の方には感謝しかない。

自分で冒頭に言っておきながら、酷道の定義ってなんだろうか。
調べてみたところ、一般国道のうち乗用車の通行が困難な道路のことを言うらしい。
そういう意味でいうと、栃ノ木峠道路はまったくもって酷道ではなかった。
滋賀県境まで、ほぼほぼ2車線が確保されているし、道路の真ん中には白線も引かれていてきれいだから。むしろ冬に閉鎖されている分、舗装に傷みも見られない。

まったく苦労することなく滋賀県境まで来ることができた。
たしかにカーブが連続していたり、坂道の勾配がきついところもあったかもだけど、通りやすい道路。
ちなみにこの日は平日の9時頃。すれ違った車が1台、前を走ってた車も1台。
他の車が少ない分快適とも捉えられる。

県境の滋賀県側では、「SKY PARK JAPAN YOGO」なるレジャー施設があった。
土日祝の営業らしい。
ドローンとバギーが気になる。非日常的で子どもも楽しめそう。
そこまでアクセス不便と思わなかったし、非日常感を楽しみにここにくるのもありなんだろうなと思った。

さいごに、国道365号を通過していて国道365号と国道476号が一緒になっている道路標識を見かけた。
自分にとっては見慣れた光景だけど、国道が重複しているのは珍しいとかニュースで見た気がする。
見たところで特に驚きは少ないかもしれないけれど、ドライブ中いろいろな発見ができたらと思う。

↑この眺めも栃ノ木峠道路といった山際を走る道路ならではの醍醐味といえるのでないだろうか。

