福井県にて初めて行われるフルマラソン、「 R6.3.31 ふくい桜マラソン」。
これまでフルマラソンに出場したこなかったけれど、福井開催にひかれて参加することにした。
ただ、1年前に自身にとって最長距離であるワンサードマラソンに出たとき、新九頭竜橋の勾配で疲弊した挙句にガス欠となり歩きまくった苦い記憶がある。
そのため今回、フルマラソンを走り切るための体力づくりということで 嶺北縦断ジョギングを敢行した。
ジョギングルートとしては、「芦原温泉駅」から「北鯖江駅」までの約30㎞。
今回、北鯖江駅に車を置いて電車で芦原温泉駅まで向かい、そこから走って北鯖江駅をめざした。

今まであわら温泉に泊まりに来たことはあったんだけど、芦原温泉駅を利用したことはなかった。
北鯖江駅の駐車場(24時間300円)に駐車し電車で向かい、17時頃に芦原温泉駅に到着。
芦原温泉駅 → 北鯖江駅の電車賃は510円。
このときまでは非常にわくわくしている自分がいた。


芦原温泉駅で降りると、まつや千千の方がお出迎えしているのを発見。
災害の影響で観光客数に影響が出ていると聞いているので、また多くの人でにぎわってほしいなと思う。



来たついでに 近辺の「a cube cafe」や「アフレア」を下見。
新幹線開業前かつ2月頃だったからか、今はまだそこまでにぎわってはいない。
けど、この静かで落ち着いた雰囲気がここには合っているなとも感じた。



もはや福井の定番となりつつある 恐竜とカニのモニュメント。

子を持つ身として キッズスペースは非常に重要。
電車は待ち時間があるから、その間に子どもが楽しめるスペースがあるのはすごくありがたい。


芦原温泉駅周辺を散策して、単なるあわら温泉に向かうための通過点ではない印象を受けた。
県外の人だけでなく、県内の人もあわら温泉に向かうのに、車でなく電車で向かうのもありだと思う。
あわら温泉のスタッフの方が旗もって歓迎してくれるのが、特別感あってよかった。
まだガヤガヤしていない、落ち着いた雰囲気もいいなと思った。
正直いうとまだまだ駅周辺にいたかったところだが、数少ない晴天のなか、家族を置いてひとりジョギングをするわけで、少しでも早く帰れるように散策は切り上げてジョギングを開始した。


まずはあわら市・坂井市をジョギング。
芦原温泉駅から南下していくと、よほどの回り道をしない限り北陸新幹線と並走することができる。
実際 2,3回試運転しているであろう北陸新幹線と並走できて、ここでのジョギングでの特別感を感じた。
ただ、歩道がなかったり、歩道がないうえに路肩が狭いところが一部あり、交通事故対策としてライトを胸につけてはいたものの、危ないと思うことがしばしばあり、事故対策は万全にしたほうがよい。


また、芦原温泉駅からの出発時間について少し反省することもあった。
今回、17時10分頃に出発し、福井市に到着する頃にはすでに日没していたから、もう1本早い電車にしてもよかったのではないかと思った。
ただ 電車の本数が少ないのが福井のデメリット。
もう一本早いのはというと、1時間前になるし、それだと福井駅で乗り換えが必要で福井駅での待ち時間が40分も要するということ。
さらに一本早い電車を利用するものなら2時間前。
電車の本数はそう簡単に増えないだろうし、減便しないようなるべく利用するしかない。
そんなこんなで、福井市に18時過ぎに到着した。


福井市内でジョギングするなら、どうしても走りたかった「新九頭竜橋」。
新九頭竜を走っているタイミングでの新幹線通過はなかったけれど、ワンサードマラソンの時より勾配に苦しさを感じずに済んで、回り道してでもここを走ることを選択してよかった。
2人のランナーとすれ違い、福井市民のランニングコースになっているんだろう。

新九頭竜橋の一番高いと思うところから、九頭竜川に映える月を見た。
写真はいまいちかもしればいけれど、走っているときに見た際はきれいに感じた。
景色を楽しむのもジョギングの楽しみのひとつで、ここまでは非常によいジョギングだったと思う。
ただ、新九頭竜橋から北鯖江駅に向かうまでの後半は、とんでもなくしんどかった。
別記事にて掲載しているのでぜひご覧ください。
新九頭竜橋から鯖江までランニングして、締めに越しのゆ | family -have fun and act-
また、嶺北縦断に続き、嶺南横断も敢行したので、そちらもご覧ください。
ふくい桜マラソンの先駆けに嶺南 横断マラソンしたので走ったルート紹介 | family -have fun and act-
さらに、実際にふくい桜マラソンを走り、フルマラソンを初めて走ったことについて触れているので、そちらもぜひご覧ください。
ふくい桜マラソンで初フルした30代初心者レポ | family -have fun and act-